duコマンドの使い方
du
コマンドは、ディスクの使用量を調べるためのコマンドで、ファイルやディレクトリごとのディスク使用量を表示します。
基本的な使い方
Copied!!du [オプション] [ファイルまたはディレクトリ]
du
を単純に実行すると、現在のディレクトリ以下のディスク使用量が表示されます。
よく使うオプション
-h
(--human-readable):サイズをKB、MB、GBなどの単位で表示し、見やすくします。-s
(--summarize):合計のみを表示します。指定したディレクトリやファイルの合計使用量が知りたい場合に使います。-a
(--all):ファイルごとにサイズを表示します。ディレクトリだけでなく、ファイルも個別に確認したいときに便利です。-d
(--max-depth=N):指定した階層(深さ)までのディスク使用量を表示します。N
は表示したい階層の深さです。
コマンドの例
-
ディレクトリごとのサイズを見やすい形式で表示:
Copied!!du -h
-
現在のディレクトリ全体の合計サイズを表示:
Copied!!du -sh
-
階層を指定して表示(例: 現在のディレクトリの直下だけ表示):
Copied!!du -h -d 1
出力の見方
Copied!!4.0K ./Documents 1.2M ./Pictures 500M ./Videos 2.0G .
- 左の列はファイルやディレクトリのサイズを表し、
-h
オプションを使うとKB、MB、GBといった単位が付いています。 - 右の列は対象のファイルまたはディレクトリ名です。
- 最後の
.
は、指定ディレクトリ全体の合計使用量を示します。